週間新説戦乱の日本史
3時過ぎに帰宅…
そこで同席した知り合いに、オススメ!と勧められ、お試し価格で買ってみたのがコレ。
初回は新説長篠の戦い…
よく日本史の授業で出てきた『鉄砲の三段撃ち』で武田騎馬隊を破ったアレです。
10代は習ったような気がする、20代以降は朧気に知っている、歴史マニアはありゃ嘘だと言う歴史の一コマです。
因みに三番目は私の事です、悪しからず。
何故この戦いが起こったか、戦いの前後の織田・徳川家と武田家の内情、戦の中のエピソードなどが書かれています。
何より本当に三段撃ちが出来たのかどうか、実は…
などとマニア心をくすぐる内容です。
面白いのが、梅雨時の戦いでいかに大量の火縄銃を運用したのか?
また火縄銃の製造に国友(長浜市国友町)も関わっていた事も記されています。
日本史と滋賀は切っても切り離せず…です。
また、この翌年(1576年)信長は安土城築城に取り掛かります。
天下統一を目指す信長にとって、新たな時代を象徴する戦でもあったわけです。
滅ぶ一族と時代の変わり目…それを意識すると現在にも通じるものがある出来事を記した一冊です。