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Posted by 滋賀咲くブログ at

2007年12月09日

ジョン・レノンを知らない世代

湖東焼のことを明日にでも書きます

といいつつ

いてもたってもいられず筆を取った次第。




今日はジョン・レノンの命日なんですね。

ラジオで聞いて改めて認識。


しかし、私にはどうも実感がない。

何故なら、彼の生きた姿を、時代を見ることは出来ても

その空気を、時間を味わったことがないからで、

国家に、権力に潰される恐怖を知らず

その闇から歩きだそうと言うジョンの姿を知らず

ともに悲しみ、憂い、喜び、愛することも知らず

そして、ジョン・レノンがこの世から旅立ったという

悲しみと喪失感を

そして、そこから立ち上がる勇気を

知らないからである。
それは私にしてみれば、信長や山本五十六、井伊直弼と同次元の話なのだ。




ジョンの慈愛と、静かな怒りと

彼を愛した人たち、今でも愛し続ける人たち

ジョンの姿があって初めて、生きる実感を抱く人たち

それさえ金にする人たち


そんな風に、酔っぱらった私の目には映る。


ジョンは死んだが、その志は今も人々の胸の中に生きている、と何十何百と聞いた。


今頃空の上から、現世をどう見てるのか。

空の上でも、愛を説き続けているのか。



それもまた、混沌の現世での理想でしかないのだろうか。


そんなことを思いながら


眠たい目を擦る私なのである。


大事な人を失って初めて


得る心境なのだろう。




そんな私は


ジョン・レノンを知らない世代なのである。
  


Posted by K.F.@ at 03:07Comments(4)

2007年12月09日

酒のお供

しまさこにゃんぐい飲み!


玩具?いえいえ、れっきとした湖東焼きなんですこれ。


ほう、湖東焼きて何やねん?


ざっくりと説明しますと江戸後期に絹屋半兵衛が始め、彦根で焼かれた、主に青を基調とする焼き物を指します。
1829年か67年間、しかも代表作と呼ばれる物は内20年間の作品からの物に限られる幻の焼き物です。
その技術は伊万里・瀬戸・九谷から導入され、しかし次第にそれらに並ぶほどの独自性を有してました。
素地の精巧さ、驚くほどの薄手作り、表面の滑らかさ、染付の発色の鮮やかさ、上絵付の赤の鮮烈さ。
更に陶画の域を越えた絵画的な技巧により、作品全体が気品に満ちている。

何故この様な焼き物が彦根に…?

それは長くなるのでまた明日として…(携帯からなのです。)
このぐい飲みは「子孫」に当たる湖東焼なんです。

その辺のくだりもまた明日…

美味しい酒とナベサダのラジオで楽しむとします。  


Posted by K.F.@ at 00:27Comments(2)
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唯一身に付いたのは彦根薀蓄話
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